陣馬山和田林道(神奈川県側)についての意見

東京都は陣馬山和田林道(東京都側)の改修を今年8月までに整備完了する見込みとなっています。
これは、東京都の高尾山には年間270万人の人が訪れ、飽和状態解消の為、東京方面の恩方地区から和田峠(都道となっている)までの整備を進め、陣馬山側へ人の流れを分散させようとの前向きな対応がされています。
一方、神奈川県側は和田林道入り口の巾員3.6mで林道とは名ばかりで、最近41mにわたり林道が陥没しましたが、神奈川県側は林道として、大型車が入れず、改修が全くされていません。
 最近は登山人口の増加と共に、陣馬山、生藤山山域での遭難事故も多発しており、携帯電話も不通地域となっており、登山者の安全対策が遅れています。
地元では設置の方向で協議し、和田側へ携帯基地を設置しようと県へ働きかけましたが、全線地中化が示され、工事費が4250万円と莫大な金額になっています。
電柱対応で、はるかに安い金額で設置可能なのに、神奈川県の役人は市内地区でも地中化が出来てないのにかかわらず、設置させないことの無理難題をふっかけているとしか思われません。
 神奈川県は、和田林道の改修の努力もせず、具体的な対策を打ち出していません。
地元の相模原市緑区役所で、この北部を観光による活性化を進めようとしているにもかかわらず、協力する姿勢が少ないと言わざるを得ません。
 和田林道は和田峠を境として、両県にまたがっており、東京都との協調性も図られないので、相変わらず役人天国と言われてもしょうがないのではないかと地元で批判されています。

発信 和田峠「峠の茶屋」




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