お礼のごあいさつ
関係者各位
平成26年7月28日
NPO北丹沢山岳センター
杉本 憲昭
酷暑の折り、お忙しい日々の事と存じます。
このたび、関東首長サミット会議もお蔭様にて7月26日土曜日
上野原市庁舎に於いて130名の行政関係者議員様、
各大会主催者・選手を迎え会場を埋め尽くし、成功のうちに終了しました。
なお会議の成功のため福前健康体操、舞えびす民舞宮野さまの
2団体60名を超える皆様のご出演をいただき、
会場に花を添えていただきました。ありがとうございました。
ここにお礼のごあいさつとさせていただきます。
資料として宣言文を送らせていただきます。
関東トレイル首長サミット開催挨拶
皆様、本日は大変な猛暑の中、私達の関東トレイル首長サミットにお集まり戴き、
深く感謝申し上げます。
私はNPO北丹沢山岳センターの理事長と神奈川県・山梨県東部トレイル
連絡協議会の代表を務めさせて戴いています杉本憲昭と申します。
私は山里に生まれ、山男として60年間山と関わり、
主に丹沢の自然を守る活動を軸に山岳会の代表として過ごして参りました。
トレイルレースの関わり合いは、今から20年前にさかのぼりますが、
神奈川県の国体選手であった野崎光宏トレイルランナーが
同じ地区に住んでいた関係で、二人が山を担当する者、走る者と役割を分担し、
山岳会の仲間と相談し山岳耐久レースとして「北丹沢12H山岳耐久レース」として
誕生させ、トレイルレースの先駆けを作りました。
私のトレイルレースの基本は地元と共に生き、
地域振興を柱に地元に貢献することが最優先の課題であり、
トレイルレースはその為の手段だと考えています。
私は今から7年前にアメリカを訪問し、アメリカのトレイルレース会長と
レースの現況や将来について語り合いました。
その中で、トレイルレースは自然を守り、地域に根差した活動が
トレイルを育てて行く基本であることを学びました。
最近多くのトレイルレースが誕生していますが、トレイルを食い物にしたり、
商業的に私物化したり、あるいは一部トップ選手の暴走等、目に余るものがあります。
日本のトレイルを今後成長させる為に、多くの関係者より、
日本トレイルの全国的な組織の立ち上げとレースの充実を
図って欲しいという声が寄せられています。
あえて、私は日本山岳協会を軸にして組織を立ち上げることが最適と判断しています。
いまから、今後活動を共にする都岳連のハセツネレースの宮地氏のご挨拶を戴けます。
どうか私共のトレイルが地域と共に地域振興として
大きな役割を荷っていけると確信しています。
あらためて、各行政の首長さんを始め、国会議員の先生方、
市町村議会の皆様方のご協力に深く感謝申し上げます。
本日ご参集の皆様に深甚なる敬意を表し、ご挨拶とさせて戴きます。
関東地区首長サミット宣言
わたくしたち神奈川県・山梨県東部トレイルラン連絡協議会は今日、
ここ山梨県上野原市に於いて関東地区首長サミットを開催しました。
わたくしたちは、この地で8大会を主催し相模原市、上野原市、
道志村、清川村に於いて行政をはじめ地域の各観光協会、
地域振興協議会、商工会など幅広い町おこし、村おこしの
各分野のみなさま方の協力をいただき今日までに成功裡にすすめてきました。
目標はトレイルレースだけでなく、地域の観光・地域の再生活動・
村おこしなど自然保護活動で山を活用する事業です。
レースは山をレース場でなく、多くの山を愛する第一歩として
地域のみなさまと行政、地主、選手、主催する団体の
更なる連帯でよりよき地域づくりに貢献します。
ここに宣言として表明します。