丹沢の熊の目撃情報が頻発している(平成25年熊情報)

 今年も丹沢の熊が青根地域に出没しており、又相模川沿いの藤野地域にも出没している等、民家のある里山で目撃情報があいついでいます。
 昨年の秋の山ごもりには山になる木の芽や木の実がなく、心配の声が聞かれましたが、異常気象の影響を受け、熊も生きるためにやむを得ない行動となっています。
ここ数年出没数も多くなってきており、専門家の話では丹沢の熊の生息数は30頭とも言われています。
又、隣接する奥多摩、奥秩父、山梨の熊は春の訪れとともに目覚め、山沢山塊、陣馬山山域で出没と同様な騒ぎがおきています。
旧藤野地域の熊の出没は奥多摩、奥秩父からの移動とも言われていますが、熊の生息地域が変化しているのではと思われます。
昨年、藤野地域でとらわれた熊を神奈川県は、生息域の違う丹沢山塊にもって行き放したことが報じられていました。
 行政単位で対策するのではなく、神奈川県は東京都と協議し、東京と接する地域の熊の移動については検討する必要があるのではないかと思われます。


発信 藤野町山岳協会

熊の生息域 下段は丹沢エリア、上段は奥多摩エリア



北丹沢のお知らせ・最新情報へ戻る