携帯電話の通報が出来る場所なら遭難事故騒ぎにならなかった
蛭ケ岳山荘宿泊予約客が体調を崩し、黍殻山避難小屋に宿泊

6月5日に蛭ケ岳山荘へ宿泊すると家族に伝え蛭ケ岳に向かった登山者が、山荘に未着の為、山荘から家族へあわや遭難事故かと連絡し、本人の行方が判らない為、相模原消防署(津久井消防隊)は夜明けを待って、15人体制で本人が登った登山道(蛭ケ岳山荘管理人が途中で本人と確認)を捜索しました。
結果として、黍殻避難小屋を早朝5時に探していたところ、当日は避難小屋に泊まっていたことが判明しました。
この地域は携帯電話が不通場所で、ここで通報が出来れば今回の騒ぎは発生しなかったと思われます。
最近の遭難事故は90%以上が携帯電話からの連絡によるもので、北アルプス等全域で使用できない地域は別として、東京近郊にある登山者が大勢利用する地域での携帯電話の不通ケ所の整備等、連絡体制が急がれます。


発信 蛭ケ岳山荘




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